サイレント/クラシック企画 - チャップリン没後40年/キートンデビュー100年記念
キッド
©Roy Export Ltd
作品解説
ほほえみと、一粒の涙の映画・・・
親子の情愛を描く、ヒューマン・コメディの傑作!
ひょんなことで捨て子を拾ったチャーリー。貧しいなかでも赤ん坊を懸命に育て、5年の歳月が過ぎた。一方、キッドを捨てた母は、今や成功した歌手となり、かつての過ちを悔いて慈善に励んでいた。そんなある日、キッドを孤児院へと連れていくために、冷酷な役人が訪れる——「ほほえみと、おそらくは一粒の涙の映画」という冒頭字幕の通り、爆笑の後にほろりとさせられる初期の代表作。
チャップリンと愛くるしい名子役ジャッキー・クーガンの名コンビで、血のつながりを超えた親子の絆をユーモアと愛情たっぷりに描き上げた。極貧のなか、何度も孤児院に入れられたチャップリンの幼少時代の経験が反映された本作は、史上初めて世界中で大ヒットした映画となり、文字通り全世界を笑いと涙に包んだ。
キャスト
チャールズ・チャップリン、ジャッキー・クーガン、エドナ・パーヴァイアンス、トム・ウィルソン、カール・ミラー、メイ・ホワイト
、チャールズ・リーズナー、ヘンリー・バーグマン
監督・作品データ
監督 | チャールズ・チャップリン |
---|---|
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1921 |
コピーライト | ©Roy Export Ltd |