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木村祐一・西方凌夫婦が来場者と積み木のおもちゃづくりに挑戦!ワークショップ「一緒につくろう!木のおもちゃ」

2017年10月14日(土) レポート

京都国際映画祭期間中、元・立誠小学校で企画展示を開催中の木村祐一・西方凌夫婦。木村は、自ら撮影した写真の面白さを話術で引き出すおなじみ「写術」を、西方凌はセンスを生かしたデザイン画やインテリアを、それぞれ展示しています。そして10月14日(土)には、ふたりが講師となり、「一緒につくろう!木のおもちゃ」と題した限定ワークショップを行いました。

館内3階にある大きな和室を使ってのワークショップは、親子連れも多く参加され、始まる前からワイワイにぎやか。午後2時、木村と西方が「こんにちは〜!」と、こちらも子ども連れで登場すると、大きな拍手が起こります。

西方は、「私自身、木のおもちゃが大好き。手触りなど、プラスチックでは味わえないよさがある」と説明。続けて「今日は、木をツルツルに磨いて、ひとつのおもちゃを作り上げるというのをやりたいと思います。1回目なのでどうなるかわかりませんが、楽しんでいってください」と挨拶しました。

木の形は2種類で、ひとつは輪っかになったもの、ひとつは丸い形のもの。木の種類もさまざまに用意されており、トチやクルミなど、材料によって磨きやすさや出来上がりが違ってきます。木村と西方は、木の選び方をひとりひとりにアドバイス。小さな子どもには「頑張ろうね」「どっちがいい?」とやさしく声をかけつつ、質問にもテキパキと答えていきます。

いよいよ、お待ちかねのおもちゃづくりがスタート! 会場内には、ヤスリを動かすシャカシャカ…という音がこだまし、皆さん真剣な表情です。木村も削り始めましたが、「コレはなかなかやわ! ちょっとやっただけではアカン」と驚きのひと言。一方の西方は、全体を見回りながら、磨き方について細やかにレクチャーしていきます。約30分ほど磨き続け、表面がツルツルに仕上がったら、ハンダゴテで文字入れもできるそう。木村もある程度、磨き上げたところで、西方とともに参加者のテーブルをまわっておしゃべり。間近での触れ合いに、参加者の皆さんの笑顔も弾んでいました。

終盤には、磨いた木のおもちゃに、ハンダゴテで子どもの名前や日付などを入れる人も続々。あっという間に1時間が過ぎ、最後はみんなで記念撮影! すっかり打ち解け、友だち同士の集まりのような雰囲気のなか、ワークショップは終了しました。

「もっと、子育て論とかを話せるかなと思ってたけど、黙々と作業になってしまった」と、笑いながら振り返った木村。西方も「思ってたより体力を使いましたね(笑)」と話しつつ、「みんなが楽しんでくれているのがうれしかった」と充実の表情を浮かべていました。

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