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今なお第一線でお笑いを作り出す欽ちゃんの熱さを『We Love Television?』で感じろ!

2017年10月14日(土) レポート

10月14日(土)、TOHOシネマズにて、『We Love Television?』が上映されました。
この作品は、"視聴率100%男”の異名をもち、テレビをエンターテインメントの王様へと押し上げた立役者、萩本欽一の新番組制作に密着したドキュメンタリー。監督は新番組企画の発起人にして、「電波少年」などの人気番組を手がけた土屋敏男。キャストに実力派女優の田中美佐子や次長課長の河本準一らを迎え、マルチに活躍する放送作家の高須光聖が構成を手がけました。番組セットには、今最も注目を集めているクリエイティブ集団チームラボが参戦します。

上映後、MC高山トモヒロ、ゲストに監督の土屋敏男さんと次長課長の河本準一が登場し、舞台挨拶がスタート。両名とも「始まる前(の舞台挨拶)だといろいろ言えない。上映後だと言いたいことが言えるから面白い」と映画に関するぶっちゃけトークがスタート。
いきなり超ネタバレなため、一切書けないトーク内容で盛り上がります。※こちらは11月3日から全国公開される映画館でお楽しみ下さい。ひとつだけ言えるなら、土屋監督が偶然居合わせ、最後の最後まで映画のことを考えた結果。監督が「全部終わったなぁと思ったらあの映像でしょ。これこそTHE萩本欽一。公開前にあれが撮れちゃった」と言わしめたほどの超衝撃映像です。上映後のスタッフロール後に関係しているので、最後の最後まで席を立たないようにしてください。

共演者として抜擢された河本は「土屋さんに感謝しましたが、プレッシャーが重くのしかかった。勝俣さんには噂を聞いていたが、そうとう稽古が厳しかった」と、欽ちゃんとの壮絶な稽古の日々を告白。
土屋監督は「欽ちゃんは稽古と本番で違うことを言って、それを笑う」「ドキュメントをステージ上で起こす」「テレビってドキュメントだよ、ということを始めた人」と解説し、改めて欽ちゃんの偉大をアピールします。

その後は、さらにネタバレエピソードで盛り上がり、ヒートアップした二人からは「欽ちゃんっておかしいやつだよね」と、暴言まで飛び出す始末。さらに河本は積もり積もった相当なものがあったのか、「なんじゃそら!?」「何やるつもりやねん」とマシンガントークが止まりません。
ただ、クライマックスでは、土屋監督が「人間の本当の涙を撮ることができた」と、河本に賛辞。河本も「ガッツリ成長させていただいた。アレ以上のことはないし、アレができたら何でもできる。今もアレ以上のことは起きてない」と振り返りました。

また、タイトル『We Love Television?』の最後になぜ「?」が付いているのかというMC高山の問いには、「萩本欽一はテレビを通じて人に楽しんでもらうことを本当に愛してる。じゃあ、僕たちは(欽ちゃんのように)物づくり、テレビ番組づくりを愛することができているのかという思いから」と土屋監督。続けて「欽ちゃんは全身全霊をかけてテレビを愛している。本当の意味で愛するということを見せてもらった」と、欽ちゃんのテレビへの愛を力説しました。
 
最後に「とにかく熱量がスゴい。パワフルな欽ちゃんをもっと見てほしい」と河本。土屋監督は「昔すごかった萩本欽一を撮りたいんじゃなく、今もなおかつ動き続けている萩本欽一を撮ったつもり。まだ戦い続けている萩本欽一の生き方から、たくさんの事を教えられた」と締めくくり、舞台挨拶は終了しました。

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