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京都府立植物園にて庭園デザイナー石原和幸による『よしもと園芸箱花ワークショップ』開催!

2017年10月15日(日) レポート

10月12日(木)~15日(日)まで開催されている「京都国際映画祭2017」。会場のひとつである京都府立植物園では、最終日の10月15日(日)に庭園デザイナー石原和幸による『よしもと園芸箱花ワークショップ』が開催されました。

ゲスト出演者にスマイル、桜 稲垣早希も駆け付け箱花ワークショップがスタート。進行役のスマイル瀬戸より本日のワークショップの説明と石原氏の紹介を行います。

石原氏は国際ガーデニングショーの最高峰である「英国チェルシーフラワーショー」でこれまでに6年連続で9度金メダルを獲得している世界的庭園デザイナーで、なんとあのエリザベス女王から「緑の魔法使い」と呼ばれているとのことです。逆に石原氏はなんと呼んでいるのか?との質問に対し「エリちゃんと呼んでいる」と回答し会場を笑わせます。日本国内では羽田空港第一ターミナルや渋谷ハチ公前にも庭を作っており、また、大阪梅田のキタエリアで開園中の「うめきたガーデン」のプロデュースも行っている紹介に稲垣は「お世話になってます~」と大阪で活動している芸人を代表して挨拶しました。

まず本題のワークショップの前に石原氏の箱花つくりのデモンストレーションが行われます。テーマは「秋」ということで暖色系の花々で手際良く箱花を作ってく様に会場のお客様からも「おぉ~」と声があがります。

ここで石原氏より箱花を渡す際のオススメとして3つのポイントが紹介されます。1つ目が
<去り際にさらっと渡すこと>、2つ目に<手書きのメッセージカードを添えること>、そして最後の3つ目に<”なぜこの花を選んだのか?”などのストーリーを持たすこと>。世界的庭園デザイナーからの直々のアドバイスに黙々とメモを取るお客様もいました。「まるで恋愛ワークショップみたいになってる」と瀬戸より突っ込みが入ります。

ここからはいよいよ来場されたお客様とゲストのウーイェイよしたかと稲垣も参加して実際に箱花を作っていきます。ルールは制限時間20分、用意して置いている花は何をいくつ使ってもOK、そして自分の思うままに作ること。

箱花作りがスタートするや否や、よしたかは手際よく?スピーディーに花をいけていきます。あまりの早さに隣の稲垣から「テトリスちゃうで」と突っ込みが入る一幕も。

「真ん中の方からいけるとやりやすいですよ」などお客様ひとりひとりに丁寧に石原氏は声を掛けていきます。

よしたかが作成中の箱花を見た石原氏は「お弁当みたい」とコメント。代わって稲垣の作品には「上手いですね!」とお褒めの言葉が。この言葉に稲垣は「エリちゃんなれる~」と上機嫌に作品を仕上げていきます。石原氏いわく「作品には今日の気分やその人の性格が表れる」とのこと。

ここでタイムアップ。完成したお客様の作品を見た石原氏は「途中段階では少し心配な方もいましたが、皆さん本当に上手です」と冗談交じりにもセンスの光る作品たちに感心している様子でした。続いてよしたかの作品にはやはり「お弁当みたい」とコメント。周りからも「美味しそう」、「(松ぼっくりが)ミートボールに見えてくる」との声が。最後に稲垣の作品には「僕より上手いですね、これは完璧です」と絶賛です。最後に皆さんの作品への総括として「今日は先生が良かったですね!」とコメントし、また会場を笑わせます。

ワークショップ後には特別に石原氏が再度デモンストレーションを行います。世界を股に掛ける庭園デザイナーの箱花作りに注目が集まります。すると石原氏から「見られると緊張する~」と言葉が漏れ、「何年やってるんですか」と稲垣から突っ込みが入ります。

完成した緑と黄色を基調とした作品ですが、このような色づかいは元気が出る色づかいとのことで、お見舞いなどによく使われるのだそうです。

次にもう一つ完成させた作品は赤を基調としており、感謝や情熱を伝える時には赤がオススメなのだとか。他には純粋さを伝える時には真っ白の花がオススメで、結婚式やプロポーズなどでよく使われるとのことです。また、お洒落な方にプレゼントする際には青と白の色づかいがオススメだそうです。

ここで瀬戸から「先生から見た花の魅力とはなんですか?」と質問が。石原氏は「365日ある中で四季がありますが、例えばこのようなことがあった時にはこんな花が咲いていたという具合に、季節を花によって刻むことが出来るのが魅力だと思う」と答えられました。

最後に石原氏が手掛けた作品の写真集や表紙が石原氏の作品のカレンダーなどのプレゼントじゃんけん大会が行われ大盛り上がりの中、幕となりました。

石原氏が監修した作品が購入できる、花と緑の園芸インターネットサイト「よしもと園芸」も是非お立ち寄り下さい。

よしもと園芸:http://engei.yoshimoto.co.jp/

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