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イギリスの気鋭アーティスト・STIKの作品展示を藤井大丸で開催!

2017年10月9日(月) イベント情報

今年は「京都三泊四日。」をキャッチコピーに開催される「京都国際映画祭2017」。
国内外の映画、アートなど、様々なジャンルのイベントが京都の各会場で行われます。会場のひとつとなっている藤井大丸では、10月2日(月)〜15日(日)、アート部門の注目展示企画「SHUTTER BOMB in KYOTO」が開催されています。

SHUTTER BOMB in KYOTO」は、イギリスのアートシーンで今最も注目を集めているアーティストの一人、STIKの作品展示。その作品は、細長い線で人物が描かれた、個性的なもの。
今回は2013年に来日した際に京都で制作された未発表作品である、シャッターボムや陶板の「blue dish」。それに雑誌『ビッグイシュー』(2013年9月号)の付録ポスター「sassy」にサインを入れた4点を展示。見逃せない内容となっています。
そして今回展示されている大型シャッターに描かれた作品「little friend」は、会期終了後の10月20日(金)に行われるSBIアートオークションへ出品。諸経費を差し引いた落札額が、子どもたちの未来のため、「京都市子ども若者はぐくみ局」へと寄付される予定となっています。

10月6日(金)には会場となっている藤井大丸に子どもたちが来場。
京都国際映画祭・アートプランナーのおかけんたといっしょに1階ショーウインドウに飾られた作品を鑑賞するとともに、特別に中に入っての記念撮影を行いました。

けんたは子どもたちにSTIKがイギリスで人気なこと、大きなビルなどに絵を描くことを説明。
子どもたちは「楽しかった」「緊張したけど、めっちゃおもしろかった!」など、撮影の感想を笑顔で語ってくれました。

撮影後の取材では、けんたがSTIKについて説明してくれました。作品については「癒やしかっこいい」と評し、誰が見てもわかるシンプルさがいいと絶賛。
グラフィティのアーティストとしてはもうすでに人気ですし、20日のオークションが楽しみ!と話してくれました。STIKのストリートで描かれた作品は、オークションなどに出品され寄付をするというのがひとつの流れになっていると説明。さらにSTIK自身が若いアーティストたちに、「どうやったらアーティストとして成功できるか」というようなことを個人指導していることなどを熱く語ってくれました。そして最後に昨今評価が急上昇していることもあり、こういう形で見られるのは最後になるかも、と今回の展示が伝説になる可能性にも言及。とにかく貴重な機会であることを強調しました。

藤井大丸では10月15日(日)まで、「SHUTTER BOMB in KYOTO」を開催。
この機会に、世界が注目しているその作品をぜひ自身で確かめてみてください。さらに、そのあとのオークションでの結果も含め、STIKの作品と活動から目が離せません!

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