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『海辺の週刊大衆』舞台挨拶に主演を務めた又吉直樹が登壇!

2017年10月13日(金) レポート

10月13日(金)、T・ジョイ京都にてTVディレクターズムービー『海辺の週刊大衆』が上映されました。この映画は、作家のせきしろ氏による同名小説が原作。無人島に漂着したひとりの男、“僕”が、砂浜に落ちていた一冊の『週刊大衆』を妄想の糧にして、助けを待ち続けるという物語。上映後の舞台挨拶には、主演を務めた又吉直樹、渋谷凪咲(NMB48)、しずる・村上純、太田勇監督が登壇。司会進行は、アッパレード・木尾が務めました。

今回、主演に抜擢された又吉は、「他の作品ならたぶんお断りしてるんですが、原作をせきしろさんが書かれていて、太田さんが監督をするということで『僕でできるならぜひ』という気持ちでした」と明かしました。又吉が演じた“僕”は、ほとんどセリフがない役ですが、「本当はちょっとだけセリフがあったんです」と又吉。「僕が勝手にカットしてしまって。忘れてたんです。『あのセリフ、どこで言うんやろ?』と思ってたら、もう撮り終わってたんです」と告白。太田監督にも「又吉さんのセリフは3つしかなくて、そのうち2つ忘れちゃってて…」と暴露されていました。

今回、主演に抜擢された又吉は、「他の作品ならたぶんお断りしてるんですが、原作をせきしろさんが書かれていて、太田さんが監督をするということで『僕でできるならぜひ』という気持ちでした」と明かしました。又吉が演じた“僕”は、ほとんどセリフがない役ですが、「本当はちょっとだけセリフがあったんです」と又吉。「僕が勝手にカットしてしまって。忘れてたんです。『あのセリフ、どこで言うんやろ?』と思ってたら、もう撮り終わってたんです」と告白。太田監督にも「又吉さんのセリフは3つしかなくて、そのうち2つ忘れちゃってて…」と暴露されていました。
太田監督は、“僕”の役を「絶対に又吉さん以外ありえないと思ったし、絶対に引き受けてくださると思った」との理由で主役に抜擢したことを明かしました。村上が「絶対に綾部さんじゃないですもんね」と水を向けると、又吉も「綾部やったらたぶん、3日目ぐらいでなんとか無人島から脱出してると思う」と語り、会場を沸かせていました。

ヒロインを演じた渋谷は、演技をするのが初めて。「毎回、撮影が終わるたびに放心状態でしたが、ずっと演技がしたかったのでうれしかったです。それに、女子中・女子高で育ち、その後NMB48に所属して、ずっと女性社会で育ってきたこともあり、こういう学生の恋みたいなのがなかったので、もうひとつの青春を経験させていただきました」とにっこり。

又吉との共演シーンは1カ所だけだったそうで、「短い時間やったけど、本当に親友みたいになれました」と胸を張る又吉。しかしすぐさま村上に「ずっと渋谷さんに敬語使ってたじゃないですか!」とバラされてました。

続いて、お客さんから質問を受け付けることに! 男性から「幸せですか?」と尋ねられ、「僕は幸せです。やりたいこともやらせてもらってますし」と又吉。村上が「ようやくひとりになりましたしね」と持ちかけられると、「別にひとりになりたかったわけじゃないんですが(笑)、3日前に相方がアメリカに旅立ちました」と報告しました。

小説を映画化するにあたり、気をつけた点を尋ねられた太田監督は「限られた予算しかありませんでしたが、“僕”がたくさん妄想するので、その妄想を少ない予算の中で全部映像化してやろう! と逆に燃えました」とのこと。又吉も「予算が本当にないんやろうな、というのは僕にも伝わってきた」と語り、「わがままが言えなかったです。寒い中でしたが、僕が暖を取る火さえなくて、すごい環境で撮っていました」と明かしました。その影響か、「もし無人島に何かひとつ持っていけるなら?」という質問に又吉は「一枚、はおるものを持っていきたい」と切実に答えていました。

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