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京都国際映画祭連携企画・京まちなか映画祭『ブルース・ブラザーズ』上映前に大西ユカリさんらがブルースを熱唱!

2017年10月13日(金) レポート

10月13日(金)、T・ジョイ京都にて、京都国際映画祭連携企画・京まちなか映画祭『ブルース・ブラザーズ』が上映されました。
京まちなか映画祭とは、「京まちなかを歩いて映画を観よう!」をテーマに、カフェやバー、ライブハウスなど様々な場所を会場とする映画祭。今年は単独での開催はありませんが、京都国際映画祭の招待上映として行うこととなりました。上映前の、ミュージシャンによる演奏も楽しみのひとつです。

上映前の舞台挨拶には、「京まちなか映画祭」を応援するミュージシャンのバンヒロシさんが登壇。司会進行のザ・プラン9、お〜い久馬がバンさんに、京まちなか映画祭の内容をうかがいました。京まちなか映画祭の前身である新京極映画祭が始まったのは2002年のこと。新京極映画祭は2012年に幕を閉じ、さらに地域を広げて映画やイベントを行う映画祭として2013年に生まれたのが京まちなか映画祭です。「賞を出すということではなく、映画館やお寺などで、音楽とコラボした映画を気楽に観てくださいね、みたいな感じです」とバンさん。その後、音楽に対する愛情を持ちつつ幅広い映画を上映する映画祭として、京都の人々に親しまれてきました。
今回、上映作品に『ブルース・ブラザーズ』を選んだのは、昨年末にこの世を去った京まちなか映画祭の総指揮をしていた井上恭宏さんが好きだった作品だからとのこと。井上さんへの追悼の意を込めて、バンさんは「長いこと映画祭を支えてきていただいた方なので、今日の映画とライブを井上さんに送ろうと思います」と語りました。また、この日会場に訪れた方には、これまで京まちなか映画祭を主催していた新京極商店街で使用できる500円分の「サンクスカード」がプレゼントされました。
バンさんは、「『ブルース・ブラザーズ』は、京まちなか映画祭で一度、ライブハウス磔磔で上映しました。大音量で、みんなでソウルミュージックを楽しみたくて。それに、映画上映だけでなく、ミュージシャンも呼んでセッションして、ライブがあって映画がある、ということをしたかったんです」と語ると、お〜い!久馬も「確かに! 盛り上がる楽しい映画ですもんね」と共感。

そして、もうひとりのゲスト、“なにわのゴット姉ちゃん”こと大西ユカリさんも登場! バンさんとの出会いや、井上さんとの思い出を語りました。さらに、祇園でブルース・バーBALL'NCHAINを営む京都ブルース界の重鎮・ゴマさんこと佐藤春光さんら演奏メンバーも登壇し、「Sweet Home Chicago」など『ブルース・ブラザーズ』で演奏されている曲を披露! 会場も手拍子で盛り上げ、演奏に聴き惚れていました。

最後にバンさんから改めて挨拶が。「あとは、映画を観て楽しんでいただけたらありがたいです。また、京まちなか映画祭と新京極商店街のことを、これからもよろしくお願いします!」と笑顔でPRしました。大西ユカリさんも「せっかくですので、500円券に10円でも20円でも足していただいて、新京極商店街でお買い物をなさって、今日の思い出をふり返っていただきたいと思います。ありがとうございました!」と手をふってお客さんの拍手に応えていました。
お〜い!久馬も「先ほど演奏された曲が映画でも出てきますので、『このへんで出てきた曲か』と思い出しながら観ていただけるとありがたいです」と挨拶しました。

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