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『SDGs-1 グランプリ』でSDGsの周知も成功! 囲み取材で西川きよしらがコメント

2017年10月13日(金) レポート

よしもと祇園花月で行われた『SDGs花月~映画もお笑いも新喜劇もぜんぶ~』の上演イベントの一つ、人気芸人がSDGsの17の開発目標を盛り込んだネタを披露し、優勝者を決定するイベント『SDGs -1グランプリ』は、NON SYTLEが優勝しました。

イベント終了後には国連広報センター所長・根本かおるさん、西川きよし、ダイアン、桜 稲垣早希、コロコロチキチキペッパーズ、フースーヤが出席しての囲み取材が行われました。

『SDGs -1グランプリ』は、今年8月に札幌でプレイベントが行われましたが、よしもとの劇場で開催されたのは今回が初めてでした。「よしもと祇園花月という空間でネタバトルをしていただいて、普段のネタにどんどん開発目標を取り入れていただき、こじつけもあり、きれいなものもありでしたが、お客様と一体となって笑いと拍手が起こって。これこそ笑いの力だなと、これからもSDGsを推進する大きな力だなと思いました」と根本さん。

きよしは「我々、お笑いの人間を入り口にして、SDGsが広く理解していただけるようになれば、本当に意義があるなと思います。これからもどこかでお仕事をするときにSDGsを忘れないようにしてほしいと思います」と感想を語りました。

フースーヤはハイテンションギャグを混ぜつつ「笑いのことと地球のことを考えていかないといけないと思いました!」と谷口。コロコロチキチキペッパーズの西野は「こんな経験をしたことがなくて。僕たちは3つ取り入れるだけでもかなり頑張ったんですけど、NON STYLEさんが11ということで。格の違いを見せつけられました」とコメント。なお、きよしがすかさず、「8.5や」と訂正していました。ナダルは「国連というとちょっとハードルが高い感じがしますが、お笑いと組むことでなじみやすくなると思います。楽しく、開発目標を達成して、僕たちもパートナーシップで達成したいと思います!」と、SDGsへの取り組みに意欲を見せました。稲垣は「開発目標を3つ入れたのですが、普段やっているアニメネタではなく、新ネタでやらせてもらいました。ネタにした方が伝わりやすいので、SDGsもお笑いにすることでもっともっと理解を深められると思いますし、とてもいいことだと思いました」と満面の笑み。ダイアン・西澤は「素敵なワードばっかりでどれを入れるか悩みました。3つ入れてくれということだったので、ルールにのっとったら負けるという…」と悔しさをにじませ、「NON STYLEはルールを破っても勝ったので心外でした」と最後まで恨み言を。ですが、「勉強になって楽しかったです」と西澤、津田も「これから実践していきたいと思います!」と勢いよく“ゴイゴイスー”を出しました。

SDGsには「福祉」も開発目標に入っています。得意分野のきよしにさらなる感想を尋ねると「福祉も難しいテーマですが、今日は入り口として皆さんに身近に感じてもらえたと思います。福祉といってもいろいろな種類があるので…。よしもとのお笑い陣がこうして参加させていただくことで、広く理解されやすいのではないかと思います」と手ごたえを感じていました。

NON STYLEが優勝した『SDGs-1グランプリ』。敗因について1組ずつ聞きました。フースーヤは「トップバッターで全くギャグが伝わらないという悲しい結果になりました」と谷口。お互いに「お前が悪い」と罪をなすりつけながら、最後はやはりギャグで締めました。コロコロチキチキペッパーズ・ナダルは「悔しいですが、数で負けました。ウケる量も違いましたし…」と振り返るものの、ウケた順位の自己採点は「2位」とナダル。「3つめの開発目標の取り入れ方がちょっと適当だった…」と反省の弁もありました。稲垣は「私はがっつりフリップを用意していたので、やらせ感が出ていたのではと」と自己分析。ですが、ネタそのものはかなり手ごたえがあり、「ウケがよかったので、テレビ収録にも持っていきたい」と意気込みました。ダイアン・西澤は「考えたけど、(敗因が)見つからないんです」。出し方も角度も完璧だったので、敗因がいまだに分からないとのことでした。

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