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分身の術でマックスマンがふたりに⁉︎ 『N.Y.マックスマン』上映前に舞台挨拶を実施

2017年10月14日(土) レポート

10月14日(土)、T・ジョイ京都で「TV DIRECTOR’S MOVIE」部門上映作品『N.Y.マックスマン』が上映されました。『Mr.マックスマン』『Bros.マックスマン』につづくシリーズ3作目。初代の谷口正義(千葉雄大)が赴任中のニューヨークでアメコミ「マックスマン」の作者ミスターMの孫・ヒロ・マックスことN.Y.マックスマンと出会い、ふたりで日本へ。さらにはジャパンテレビで2代目・英雄(竜星涼)とも合流するという”歴代マックスマン”も登場のスペシャルな内容です。

上映前には、3代目マックスマン役の稲葉友さん、ヒロインを務めた山谷花純さん、お馴染みのマスター役のなだぎ武、そして増田哲英監督による舞台挨拶が行われました。MCを担当するアッパレード木尾に呼び込まれ、登場。「楽しい舞台挨拶となるよう、一丸となって頑張っていきます」と増田監督が宣誓、肩に力の入ったことばにみなさんも笑顔で気合いを入れ直します。

と、そこへスペシャルゲストの登場です。「(同じ空間に同一人物が存在するのは)他のヒーローものではありえない」と苦笑する稲葉さんの隣に、変身後のマックスマンが現れました。「京都と言えば分身ですから」と、謎のフォローをする木尾からコメントを求められたマックスマンは監督の方へと駆け寄り、こそこそと耳打ち。「湿気がすごくて限界」と監督が代弁すると、場内は大爆笑。稲葉さんは「マックスマンになると(五感が研ぎ澄まされて)敏感になるから」とキャラクター設定を説明し、「湿気の日だったんですね、今日は」と付け加え、さらなる笑いを巻き起こしました。

増田監督は、「1、2作目に比べると時間・場所的な制約されていて。それでもヒーローものとしてのスケール感を出すのが課題でした」と撮影を振り返ります。アメコミTシャツを着用するほどの「大のアメコミ好き」のなだぎが「フォルム・デザインがアメコミっぽい。日本発のヒーローものとして、世界に広がって欲しい。海外でも通用すると思う」とコメント。監督が懸念する「ヒーローものとしてのスケール感」は十分にクリアしているのが伺え、観る前のお客さんも期待が高まります。

見どころを問われた山谷さんは「観る前ですもんね……」と困り顔ながらも含みをもたせます。「何かあるような、ありありと」と言い方に稲葉さんが突っ込みます。つづけてなだきから、「今までのシリーズにはなかった感じ。『あぁ、そういうことだったんだな』と言いながら帰ってください」とお客さんに鑑賞スタイルを指示出し。増田監督は「山谷さんのシーンで『あれ、本物なんだ』というシーンがある」と話し、そこで山谷さんの「女優としての実力度の高さ」が感じられると見どころシーンを予告。「アクションが見どころ。ラストの方で特殊能力を発動するところがカッコいいので楽しみにしてほしい」と、監督は稲葉さん出演シーンの注目ポイントも添えます。

「歴代のマックスマンが登場しますし、とにかく楽しんでハッピーな気持ちになってくれたら」と気楽に鑑賞してほしいと稲葉さん。これまでシリーズとして続いているので「僕で終わるとバツが悪いので、続編ができたら」と希望を語り、作品の応援をお願いしていました。

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