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大野拓朗&落合モトキのプライベート情報も!? 『台湾より愛をこめて』舞台挨拶を実施

2017年10月13日(金) レポート

10月13日(金)、TOHOシネマズ二条で特別招待作品『台湾より愛をこめて』が上映されました。本作は、漫才コンビとして成功する夢に敗れたふたりの青年が、5年前に台湾で出会い、再会の約束をした歌手志望の女性を探しに行く姿を描いた青春ロードームービ。撮影の中心は台湾で行われ、台湾でYouTuberとして人気の高い三原慧悟さんの監督デビュー作品です。上映後、出演者の大野拓郎さん、落合モトキさん、三原慧悟監督による舞台挨拶が行われました。MCはロバータが担当。お客さんと一緒に作品を鑑賞していた、大野さん、落合さん、三原監督は客席からの登場です。

「数ある作品の中から選んでくださってありがとうございます」と挨拶をした大野さんは、「撮影中、『公開することはないかもしれない』と若干思っていたんです」と当時の不安を吐露しつつ、「こうして触れることができてうれしい」と集まってくれたお客さんに笑顔を向けました。そして「どうでした?」と感想を求め、客席から拍手が返ってくると、さらに顔をほころばせていました。つづけて落合さんは「スクリーンで、京都で観られて幸せな気分です」と述べ、「音がつくと違いますね」と撮影当時を思い浮かべながら、映画館で上映された喜びを噛み締めていました。

撮影当時を振り返り、大野さんは「とっても楽しかった! ドキュメンタリーぽくって」とコメント。劇中では、ハンディカメラで旅の記録を撮影するシーンも多く、「現場のハプニングも(映像に)押さえている」(大野さん)、「普通にしゃべっているとこも使われていた」(落合さん)というほど、ふたりのプライベート旅行を覗き見しているような映像になっています。衣装もふたりとも自前で、「大阪のアメ村で購入した物」と大野さん、落合さんも「自分のとか、弟から借りた物もあります」と、さらにプライベート感が増す情報を明かしました。さらに、「汗だくの撮影だった。気温が50度ぐらいあったかな?」とひとボケを挟んでくる大野さん。「ありえない」と落合さん、三原監督からツッコミを受けつつ、「湿度も120%くらいあった。なので、汗も完全に自前ですよ!」と鑑賞ポイントとしておすすめしていました。

コメディシーンについて「全力で面白くしようと頑張っているんですよ」と力説する大野さん。上映中、お客さんからは笑い声が上がっていましたが、本人は自身の仕上がりに少し不服そうな口調で「売れない芸人役の才能はあると思います」とおどけ、会場の笑いを誘います。

そして、この作品の肝となる「約束」にちなみ、「何か約束していることはありますか?」とロバータから質問が。落合さんは「1個、約束を果たしましたよ」と即答し、「今日、マネージャーと品川に8時30分に集合する」ときっぱり。思いもよらぬ答えに場内から笑い声が沸き起こります。つづけて大野さんは「僕は今回、大きな約束をしましたよ」と話し出します。「この映画のプロデューサーさんと、別の場所を舞台に続編を作ろう」と約束を交わしたとのこと。しかし「こういうのは口約束なんですよ」と大野さんは疑いつつ、「その時は、僕は出演者の中にいないでしょう?」と、三原監督に確認を取ります。「いるでしょう!」と三原監督からのうれしい返答をもらった大野さんは、「今、聞きましたね?」とお客さんに証人になってくれるよう促し、「次回作は、京都で」と、早速、続編の舞台を提案していました。

映画は、2018年公開予定。まだこれから作品に触れる方へ向けて大野さんは「誰もが共感してくれる作品になるんだろうなと思っていて。人生において自分の行き先とか、誰もが悩む時期があるはず」と言い、劇中のキャラクターたちが迷い進む姿に感情移入しやすい作品になっているとアピール。加えて「いろんな方に共感してもらい、少しでも影響を与える作品になったら」と期待を込めました。落合さんも「出演者みんなが、夢について熱く真正面を向いていて。多分、みなさんにも当てはまる部分があるんじゃないかな」と作品の魅力を話します。「台湾が大好き」という三原監督は、「台湾の良さを伝えることもポイントのひとつだった」と語り、作品世界から台湾を味わってもらったあとは現地に足を運んでほしいと希望を述べ、さらには「よくライブをやっているので、観に来てもらえたら」と自身のPRを付け加えていました。

また、大野さんは「1番誇りに思う作品になりました。公開時には、あと10回くらい観に来てくださいね」、落合さんは「また観る機会がありましたら、作品をかわいがってあげてください」とファンのみなさんにしっかり応援を頼み、会場を後にしました。

#京都国際映画祭 #大野拓朗 #落合モトキ #三原慧悟 #ロバータ

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